みなさんは1.5次会という言葉を知っていますか?
全く聞いたことない人や聞いたことはあるけど意味は知らないという人も多いと思います。
また、「知ってはいるけど初めて1.5次会に招待されたから、服装やご祝儀をどうすればいいかわからない」という人もいると思います。
そんな人のために1.5次会を主催した僕が、徹底解説します!
実際に僕が開催した1.5次会の規模や構成からイベントまで全て公開しますので、ウェディングパーティーを考えている人は是非参考にしてみてください!
【ターゲット】
- 披露宴をするか悩んでる人
- 初めて1.5次会に招待された人
- 1.5次会の相場や流れを知りたい人
【目的】
- 披露宴をするほどのお金はないカップルに1.5次会という選択があることを伝えたい
- 自分の実体験を公開することで、1.5次会を主催する人、招待される人の不安や疑問点を解消したい
1.5次会とは
1.5次会とは、その名の通り披露宴(1次会)と2次会の中間にあたるスタイルのパーティです。
披露宴ほど格式張らず、2次会ほどカジュアルになり過ぎず、披露宴と2次会の良いとこ取りができる自由なパーティ、それが1.5次会です。
親族のみで海外挙式を行ったカップルが、日本へ帰国後に友人のみを招いて開催することが多いです。
20~30代のカップルを中心に1.5次会を行う人が増えてきています。
1.5次会を行う理由としては次のような理由が多いようです。
- 形式的な披露宴は面倒なのでやりたくないが、友人へのお披露目はしたいから
- 披露宴は高額な費用が必要だが、会費制のパーティなら低予算で開催できるから
- わざわざ来てくれるゲストのみなさんの負担を減らしたいから
ちなみに僕は、遠方から友人が多かったため少しでもゲストの負担を軽減したかったという理由で会費制の1.5次会にしました!
招待されたゲスト向け
まずは1.5次会に招待されたけど、どうしたらいいかよくわからないという人への解説をして行きます!
会費制か祝儀制かをまず確認しましょう!
先述したとおり、1.5次会は披露宴と2次会のどちらの性質も持っています。
そのため、披露宴のように祝儀制の場合もあれば、2次会のように会費制の場合もあります。
もし友人から1.5次会のお誘いを受けたら、会費制かどうかを最初に確認しておいたほうがいいでしょう。
会費制の場合は、金額もしっかり聞いておきましょう!
会費の相場は5,000~10,000円未満であることが一番多いようです。
ただし、これはカジュアルなパーティの場合です。
フォーマル寄りなパーティの場合ですと、会場やサービスのレベルによっては20,000円程度になる場合もあります。
会費制の場合、会費はご祝儀袋に入れておく必要はありません。
なぜなら、通常の2次会と同様に受付で金額を確認するためです。
どうしても不安という人はご祝儀袋に入れて行ってもいいとは思いますが、すぐに出せるようにしておくのがスマートです。
では、会費制ではないといわれた場合は、どうすればいいのでしょう。
祝儀制の場合は、通常の披露宴同様3万円程度包むのが相場です。
当然のことですが祝儀制パーティのお誘いが来たときに、本人にいくら包めばいいか聞くのは避けましょう。
同じグループの友人と話して、金額を合わせるのがいいと思います。
祝儀制の場合は、しっかりとご祝儀袋に入れて行くようにしましょう。
僕の場合は、渋谷のレストランで行い、時間も通常より延長したため20,000円の会費制パーティでした。
ゲストの負担を減らす目的で1.5次会にしたのに、今思えばあまり負担軽減できていませんね笑
パーティの雰囲気がフォーマルかカジュアルかを確認しましょう!
1.5次会はなんといっても自由なパーティです。
新郎新婦のイメージによって、フォーマルにもカジュアルにもできます。
新郎新婦はフォーマル寄りのパーティをイメージしたのに、カジュアルな格好で参列してしまっては場の雰囲気を壊してしまいます。
なので、パーティの雰囲気を事前に確認しておくことが大切です!
フォーマルな場合であれば、男性はスーツ・女性はドレスでの参列がスマートです。
カジュアルな場合、なるべく会場やパーティの雰囲気に合った服装を心がけましょう。
例えば、
沖縄などのリゾートで行われる場合は、かりゆしウェアやアロハシャツといった装いが向いているでしょうし、
都内のレストランで行われる場合は、シャツにジャケットといった装いが向いているでしょう。
同じグループの友人達と服装を揃えると、自分ひとりで浮くこともなく安心できると思いますよ!
ちなみに僕の場合は、みんなの頭を悩ませたくなかったため、お誘いの段階でスーツでお願いしますと明言していました。
冷静に考えると、夏にスーツでお願いしたのは配慮が足りなかったかもしれません笑
1.5次会の流れ
さあ、ここまでで参加するための準備は整いました!
でも当日どんなことするの?と思う人もいると思います。
そこで、よくある1.5次会のパーティ構成をご紹介します。
- 新郎新婦入場
- ウェルカムスピーチ
- 乾杯
- ウェディングケーキ入刀
- 余興
- エンディング
このように、基本は披露宴と同じような流れであるのが一般的です!
ただし新郎新婦がイベント好きであれば、もっと色々な催しがあることもあります。
パーティ時間は2時間が一般的です。
お酒好きのカップルであれば延長して3時間のパーティにすることもありますので、お酒を飲むペースを間違えてベロベロにならないように注意しましょう!笑
僕の場合は、3時間のパーティにしてイベントを2つ用意しておきました。
ゲストに参加してもらうイベントと、自分達からゲストへ披露するイベントの2つを用意していたため、結構慌しいパーティになっちゃいました笑
以上、参加するゲスト向けへの解説です!
1.5次会への不安が少しでも解消されたでしょうか。
もし他にも不安や知りたいことがあるという人は、コメントやTwitterで質問いただければ可能な限りご回答します!
是非、事前に不安をなくして楽しみな気持ちで当日を迎えてくださいね!
主催するカップル向け
ここからは主催するカップル向けに、解説をして行きます!
解説というよりも僕の体験談をただ公開する感じなので、良かったら参考にしてみてください!笑
まず、プロデュース会社に相談しましょう!
「披露宴じゃないんだしプロデュース会社なんて必要ないんじゃない?」と思われるかもしれません。
確かに披露宴とは違い、自分達の力だけで全てを行うことも不可能ではないと思います。
しかし、メチャメチャ大変ですので絶対にお勧めしません!笑
これから行おうとしているカップルのあなたは、どれだけ結婚式の準備が大変で、準備期間中に恋人と喧嘩する可能性が高いのかを知らないはずです。
先にパーティを済ませた先輩からの心からのアドバイスです。
絶対にプロデュース会社に任せたほうが良いです。笑
僕自身はプロデュース会社を決めるときに、しっかり比較して選んだわけではないので、どこのプロデュース会社が一番良いかは解説できません。
ですが、一応僕が依頼したプロデュース会社をご紹介しておきます。
無料カウンセリングもあるようなので、一度相談に行ってみるとイメージが湧いてきていいと思います。
過去にプロデュースした1.5次会の話を聞かせてもらうと、自分達のしたいパーティの具体的なイメージが浮かびますので、一人で考えるより、まず相談するのがお勧めです!
1.5次会のイベントは自分達世代が楽しめるものがお勧め!
1.5次会をいざ行うとなったときに悩むのが、イベントです。
ゲストに楽しんでもらうためには、何をすればいいのか難しいところですよね。
しかし、パーティにオリジナリティを出すためには手を抜けない部分です!
ズバリこれだ、というイベントは提案できませんが、こんな考え方をしてみると良いと思います。
「友人世代の人ならみんな知ってるようなことが何かないかな」
1.5次会は主に友人のみで行うパーティですから、みんな同時期に青春時代を過ごしているはずです。
そこには、数年ぶりに会う友人たちもいるはずです。
そこで、懐かしいものが出てくると、そのころの思い出や気持ちがよみがえり会場はきっと盛り上がります。
例えば、僕の世代では小学校時代には遊戯王カードやミニ四駆が大ブームでした。
中学校時代にはニンテンドー64のスマッシュブラザーズが大ブームでした。
遊戯王カードやミニ四駆はさすがにイベントとして組み込みにくいため断念しましたが、スマブラ大会をしたら大いに盛り上がりました!おすすめです!
音楽に関しても、最近の曲を流すより昔を思い出す曲を流すといいと思います。
僕は中学時代に大ブームだったオレンジレンジの曲をバンド演奏もしましたが、こちらも大いに盛り上がりました!
1.5次会は披露宴とは違い、同世代の人たちがメインですので、同世代が盛り上がれることという考え方で是非考えてみてください!
どうしても浮かばない人は、定番のビンゴでも大丈夫だと思いますよ。
ぶっちゃけいくらかかったのか!?
僕が開催したパーティの規模は次の通りです。
【会場】渋谷の高層階レストラン
【時間】3時間
【ゲスト人数】48人
【スタイル】着席ブッフェ
【会費】20,000円
パーティ当日に会場へ支払った代金は、48人×20,000円=960,000円でした。
これだけ聞くと自分達は1円も出さずにパーティができるように勘違いするかもしれませんが、そうではありません。
衣装のレンタル代金や高砂に飾る花、プチギフトの代金などの金額は事前の支払いとなります。
ものにかかる費用だけでなく、司会やスタイリストの料金もかかってきます。
僕の場合は、二人の衣装レンタルが高くつき、事前に支払った金額は約500,000円でした。
…正直、予算を超えちゃいました笑
これからパーティを考えている方には、衣装代は冷静に考えるべきだと声を大にして伝えたいです!笑
安直に一生に一度だからと考えずに、自分達の懐事情をよく考えて選んでくださいね!
整理すると、
手出しの金額:約50万円
会費でまかなった金額:96万円
という内訳でした。
厳密に言うと、他にもイベント用に景品を買ったり機材を揃えたりしたので、もう少し費用はかかりましたがそこは割愛します。
一般的な披露宴の相場では、50人規模の披露宴で手出しは100万円以上になるようですので、それでも1.5次会にしておいてよかったと思っています。
50万円であれば、2人で割れば25万円ずつになります。
そう考えるとやっぱり披露宴をするよう圧倒的に安いですよね。
以上、僕の1.5次会実体験でした!
披露宴をするほどのお金はないな~と思ってるあなた、1.5次会という選択肢について是非恋人と話してみてください!
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