【レザークラフト初心者向け】コードホルダーの作り方、必要な道具をサクッと解説!【型紙あり】

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レザークラフト

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以前の記事(【レザークラフト初心者向け】最初に作るのにおすすめの作品3選!)で紹介した、コードホルダーの作り方を解説します!

簡単で実用的なものなので、初心者にオススメの作品です。

型紙も公開していますので、レザークラフトを始めたばかりの人は参考にしてみてください。
作成に使用した道具も、最後にご紹介しますので、興味がある方はご覧ください。

※レザークラフトは奥が深く、人によって使う道具ややり方が違う部分もあります。1つの参考程度にご覧ください。また、アドバイスもお待ちしております。

他のレザークラフト関連記事はこちらにまとめています。

※公開している型紙はご自由に使っていただいて結構ですが、二次配布・商用利用はお止めください。

【ターゲット】

  • レザークラフト超初心者の人
  • 革小物を作るときの流れを知りたい人

【目的】

  • レザークラフトの第一歩を踏み出す参考にして欲しい
  • レザークラフト 仲間が欲しい
  • CADを使った型紙作りの練習のため
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完成品イメージ

以前の記事でも紹介しましたが、コードホルダーとはコードをまとめるために使うものです。

イヤホンのコードや、電化製品のコードをまとめて、見た目をスッキリさせることができます。

イメージとしては、こんな感じです。

コードホルダーイメージ

簡単なものなので、サクッと解説していきたいと思います。

型紙

今回作成するコードホルダーの型紙はこちらです。

長さの異なるコードホルダー2つと、三角コインケースの型紙となっています。

型紙説明

使用する革の厚み:1.5mm
※コードホルダーはシンプルなものなので、厚みが違っても問題ありません。

こちらの記事では、三角コインケースについては解説しませんので、コードホルダーの方だけを使用します。

ちなみに、三角コインケースの型紙は若干失敗していますので使用は自己責任でお願いします…。

作り方

型紙を印刷

【必要な道具】
PC、プリンタ、A4用紙

(スマホを利用してコンビニでの印刷でもOK)

印刷した型紙

まずは型紙をA4サイズで印刷してください。

型紙を厚紙に貼る

【必要な道具】
厚紙、ノリ

型紙を印刷したら、次は厚紙に貼り付けてください。

型紙に貼る理由は、革をけがく時にぺらぺらの紙だとうまく型取れないからです。
(けがくとは、ざっくり言うと、革を切る前に型紙を使って革に切り取り線をつけることです。)

型紙を切り抜く

【必要な道具】
カッター板、カッター

(ハサミの方がやりやすい方はハサミでもOK)

切り出した型紙

厚紙に型紙がしっかり貼りついたら、線に沿って切っていきましょう。

革をけがく

【必要な道具】
革、銀ペン or キリ

けがいた革

切り抜いた型紙に沿って、革に線を引いていきましょう。
ここで引いた線に従って革を切っていくことになりますので、慎重に作業しましょう。

けがく時には、銀ペン又はキリを使用します。
左が銀ペンを使用した場合、右がキリを使用した場合です。

銀ペンとキリ比較

画像ではわかりづらいですが、銀ペンは線が太くなってしまうため革を切る際にブレる可能性があります。
こんなイメージです。

銀ペンとキリの比較イメージ

ですので、個人的にはキリでのけがきをオススメします。

この時に、バネホックをつける位置もわかるようにしておきます。
型紙の十字の中心をキリで刺して印をつけておきましょう。

穴開け位置をマーク

革を切る

【必要な道具】
カッター、カッター板、定規

(革包丁や別たちでもOK)

切り出した革

けがいた線に沿って革を切っていきます。
革が大きすぎると切りづらいので、ある程度のサイズに一度切ってから、線に沿って切り出していきましょう。

切り出し前のトリミング

曲線はカッターでは中々うまく切れません。
そんな時は、次のようなイメージで少しずつ曲線にするといいです。

曲線の切り方

穴を開ける

【必要な道具】
レザーパンチ、厚紙

(穴あけポンチを使う場合は、ゴム板と木槌が必要です)

穴を開けた革

バネホックを付けるための穴を開けます。

穴を開けるには、一般的には穴あけポンチという道具を使いますが、僕のオススメはレザーパンチです。
静かに穴を開けられるので、マンションでも騒音を気にせず作業できます。

穴のサイズは、取り付けるバネホックのサイズによって変わります。
今回はバネホック小を使用しますので、3mmの穴と4mmの穴を開けます。

穴開けパンチ3mm
穴開けパンチ4mm

メモリを合わせて、革を挟んでグッと握るだけで簡単に穴を開けることができます。
ちなみに、革の裏に不要な厚紙を挟むとより綺麗に穴を開けることができます。

バネホックを付ける

【必要な道具】
バネホック(小)1組、ハンドプレス機、ハンドプレス用打ち駒

(ハンドプレス機と打駒の代わりに、打具・連皿・木槌でもOK)

ハンドプレス機

いよいよ最後の作業、バネホックの取り付けです。

一般的には、打具と連皿、木槌を使って取り付けます。
しかし、個人的にはハンドプレス機を使用することをオススメします。

なぜなら、静かに、確実に取り付けることができるからです。
バネホックの取り付けは、慣れるまでは難しい作業ですが、ハンドプレス機を買えば、その後は失敗知らずになります。

ハンドプレス機を使用する際は、打ち駒が必要になります。
右側の2つがバネホックのオスをつける時の打ち駒で、左側の2つがメスをつける時の打ち駒です。

打ち駒

3mmの穴にはバネホックのオス側を取り付け、4mmの穴にはメス側を取り付けます。

オス側3mm穴
メス側4mm穴

この時、バネホックを付ける向きに注意しましょう。
次の画像のような向きになるようにバネホックを付けてください。
※向きを間違えると、レザーの裏面(床面)側が外に来て見栄えが悪くなってしまいます。

バネホックの向き

完成

バネホックの取り付けが終われば、完成です!
完成したら実際に使ってみましょう。

完成イメージ

使ってみると、もっと長い方がいいとか、太くしようとか改良案が浮かんで来ますので、どんどん自分なりに改良していくのが良いと思います。

使用した道具

僕が使用した道具を紹介します。
参考にご紹介するだけですので、もちろん全く同じものを揃える必要はありません。
自分の持っているもので代用できれば、それに越したことはないです。

PC

プリンタ

A4用紙

厚紙

ノリ

カッター板

カッター

サンプルとして、適当な革を紹介しています。
実際に僕が使用したのはこちらのイビザのワインです。

イビザ ワイン

銀ペン

キリ

定規

レザーパンチ

バネホック(小)

ハンドプレス機

ハンドプレス用打ち駒

バネホック用打駒(番手:No.1ホック)

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