世の中のおっさんの皆さん！
おっさんずラブ観ましたか！？
「おっさん同士の恋愛なんて何が面白いんだよ」とか
「おっさんのイチャイチャを見るなんて気分悪くなりそう」とか思って、
観るのを敬遠しているならばもったいないです。
正直に言うと僕も初めは観る気がなかったんです。
しかし、妻から「絶対これは面白い！私を信じろ！」とオススメプレッシャーを受けて一緒にドラマ版を観ました。
その結果、
見事に夫婦でハマり散らかしました！笑
ハマり過ぎて、劇場版を公開初日(2019/8/23)に観てきました！笑
（ちなみに、公開初日に映画を見に行ったのなんて初めてです笑）
そんな僕が、おっさんに向けて、おっさんとして感じた、おっさんずラブの良さをお伝えしたいと思います！
ドラマ版で感じた良さと、映画版の感想を語りますので、映画版の感想だけ興味ある人は目次からヒウィゴーしちゃってください！
※ネタバレはするつもりありませんが、劇場版をフラットな気持ちで観たい人は閲覧注意です。
【ターゲット】
- おっさんずラブ未視聴のおっさん
【目的】
- おっさんにもおっさんずラブの面白さを知ってもらいたい
ドラマ版おっさんずラブで感じた良さ
シリアスとコメディのバランスが絶妙
おっさん同士の恋愛ドラマと聞いたとき、
ただのしょうもないコメディドラマだと思いませんでしたか？
…僕は思いました。そして、観る気は一切起きませんでした。笑
ところがどっこい観てみると・・・ちょうどいいんです！
真剣な恋愛パートと笑えるコメディパートの配分が良い感じで、飽きずに楽しめる構成になっているんです。
これは、吉田鋼太郎さんの演技力によるものが大きいと思います。
笑えて、切なくて、渋いんだけど、可愛いおっさんを見事に演じています。
そんな吉田さんの素晴らしさを観るためだけに、ドラマを観ても損はしません。
性的指向の話だが深く触れすぎない
題名からわかるとおり、男性が男性を好きという性的指向が本ドラマでは描かれます。
デリケートな題材ですので、ストーリーによっては炎上してもおかしくなかったと思います。
ではなぜ炎上せず、社会現象を巻き起こせたのか？
僕の考えでは、
同性愛ではあるものの、あくまでもピュアで美しい恋愛を主軸としていて描いているからだと思います。
コメディドラマとして、笑いに特化して性的指向を軽んじたストーリーだった場合、きっと嫌な思いをする人もいて、ここまでの人気になることはなかったと思います。
ごく自然に人を愛して、その気持ちと真摯に向き合う話だったからこそ、社会現象を巻き起こすまでの人気作になったんだと思います。
おっさんずラブは、あくまでも純粋でストレートなラブストーリーなんです。
ですので、まだ観ていないあなたも先入観をなくして、純粋な気持ちでこの作品と向き合ってみてください。
登場人物が全員悪意がない
次に僕が感じた良い点としては、このドラマには悪意を持った登場人物が存在しないんです。
誰かを貶めてやろうとか、人の嫌がることをしてやろうという、いわゆる悪役がいないんです。
日常生活で疲れているおっさんの一人である僕は、ドラマの世界でまで嫌な人を観たくありません。
疲れたり嫌な気持ちになるのは、現実世界だけで十分です。
その点おっさんずラブの登場人物は全員が純粋な気持ちで、
恋したり
葛藤したり
応援したり
身を引いたり
しているので、その姿がとても美しく、そして切ないです。
日常生活が単調で刺激が欲しいという人には向いていないドラマかもしれません。
ただあなたが日常に疲れたおっさんなら、是非観て欲しいです。
きっとあなたにとって、良い意味の非日常的な世界に見えると思います。
大人の男の哀愁
僕が伝えたいこのドラマの一番の見所はココです。
真っ直ぐに相手に向かって行くひたむきさ、その裏にある大人の男のダンディズム。
それがおっさんずラブというドラマに深みを与えているのです。
その大人の男の哀愁を感じさせてくれるのは、
営業部長であり本作のヒロインでもある吉田鋼太郎さん。
そして、近寄りがたい雰囲気を持つ営業部主任である眞島秀和さんの二人です。
この二人が切なくもどこか渋さを感じさせてくれる良い役なんです。
役が良いというよりは、お二人の演技力によるものかもしれません。
こんなおっさんになりたい、ドラマを観終えた僕はそう思いました。
この記事を読んで、少しでも興味を持ってくれたあなた。
今ならU-NEXTで配信されていますので、無料トライアルで観てみて下さい！
今ならこちらでも無料で配信しているようです。
以上、ドラマ版おっさんずラブでの感想でした。
以降は劇場版の感想を語ります！
劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜の感想
一言で言うと、「面白かった」です！
感動したでも切なかったでもなく、「面白い」です。
というのもドラマ版よりもコメディの比率が高かったです。
そのため、かなり笑える映画に仕上がっています。
個人的にはもう少し切なさのあるストーリーにして欲しかったですが…
あくまでも１おっさんの意見ですので、あまり気にしないでください。
本作での見所は、シーンとしてはサウナでのシーンです！
これは観た人なら恐らく満場一致かと思います笑
ネタバレをしたくないので、これ以上は言えませんがメチャメチャ笑いました！
役者さんの演技の見所は、ヒロインの1人である牧を演じる林遣都さんの演技が全編を通してとても良かったと思います。
吉田鋼太郎さんも良かったのですが、笑えるシーンばかりだったのでもっと切なく哀愁漂わせてくれる演技を観たかったという欲張りな僕です。
後は個人的には、眞島秀和さんのラストシーンが笑えて少し切ない良いシーンだったと思います！笑
事件が一件落着したけど、この後にも2人には色々な困難が待ち受けているんだろうなと思わせるラストの終わり方も僕の好みでした。
ゾンビ映画のラストにも似た感覚を個人的には覚えました。笑
総評です！
笑いたい人にはオススメ！
泣きたい、切なさを感じたい人には物足りないと思います！
僕は少し物足りなく感じつつも、かなり笑えたので満足できました！
是非あなたもおっさんずラブワールドを体験しに行ってみてください！
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