【COCOA利用者向け】COVID-19にさらされた可能性があります。というプッシュ通知が来たときにするべきこと

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新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、
接触確認アプリ「COCOA」をインストールしている方は沢山いらっしゃると思います。

その中でも、
COVID-19にさらされた可能性があります」というプッシュ通知が来たが、
アプリを開いても「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される人に向けて、
この記事を書きたいと思います。

僕自身、上記の状態となりどう対処していいか困りました。
今回の体験談が同じ状況の人の助けになることを願っています。
※iPhoneユーザーに向けた説明です。

【ターゲット】

  • 接触確認アプリCOCOA利用者人向け
  • COCOAからプッシュ通知が来た人向け
  • アプリ上では接触は確認されませんでしたと表示される人向け

【目的】

  • 実際に接触したのかを確認する方法を広めたい
  • どう対処すればいいのかを紹介することで、同じ状況で困る人を減らしたい
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今回説明する事象

改めて、今回の記事で説明する事象を説明します。
次の2つに当てはまる場合です。

COCOAからプッシュ通知がきた

COCOAから感染者と接触した旨のプッシュ通知通知が来た。

COCOAからのプッシュ通知

「COVID-19にさらされた可能性があります
新型コロナウイルス陽性登録者と接触した可能性があります。詳細はこちら。Appからその接触の日付、期間、および信号の強さにアクセスしました。」

COCOAアプリ上では陽性者との接触は確認できない

COCOAアプリ内の「陽性者との接触を確認する」の画面では、接触は確認できない。

COCOA画面

「陽性者との接触は確認されませんでした」

原因と実態の調べ方

原因はアプリのバグ

まず、この事象の原因ですが、COCOAのバグのようです。
こちらのNHKニュースページでも簡単に触れられています。

短絡的な人
短絡的な人

なんだバグか、じゃあ気にしなくていいんだね

と早とちりしてはいけません!

まだ感染者との接触がないとは言い切れません!
COCOAの画面以外での接触有無の確認方法をご説明します。

ちなみにこのバグについて、厚労省のQAでは次のように触れられています。

厚労省のQA

僕は問い合わせてみましたが、返信が来るまで1日かかりました。
ただ不安な気持ちで返信を待つよりも、これからご紹介する方法で確認することをお勧めします。

実際の接触情報はiPhoneの設定から確認可能

COCOAでは確認できなくても、iPhone自体にはしっかり記録が残っています。
その記録を確認する方法についてご説明します。

iPhoneの設定から、次のように選択していきます。
[設定]-[プライバシー]-[ヘルスケア]-[COVID-19接触のログ確認]-[接触チェックの記録]
※バージョンによって若干異なるようです。

設定
プライバシー
ヘルスケア
COVID-19接触のログ記録

するとこのような画面が開きます。

接触チェックの記録

ここでプッシュ通知が出た日の記録を1つずつ確認していきます。
確認の観点は「一致したキーの数が0ではない記録があるか」です。

チェックの詳細

一致したキーの数が1以上の記録があれば、感染者と接触したということになります。

接触チェック情報をエクスポートして一括チェックする方法

接触チェックの記録を1つずつ選択して確認するのが面倒な場合は、
一番下までスクロールして「接触チェックの記録を書き出す」を選択します。

接触チェックの記録を書き出す

すると、画面下部から出力先を指定するためのメニューが表示されます。

書き出し手順1

メニューをスクロールすると、「”ファイル”に保存」という項目があるのでそれを選択します。
※ファイルに保存以外でも確認は可能です。1つの例としてファイルに保存のやり方をご紹介しています。

書き出し手順2

次に保存先を選択する画面が出てきますので、「このiPhone内」を選択して右上の「保存」を実行します。

書き出し手順3

これでファイルの出力ができましたので、「ファイル」アプリを起動しましょう。

書き出し手順4

最近使った項目のトップに先ほど保存したファイルが表示されます。

書き出し手順5

選択すると次のようにテキスト形式で表示されます。

書き出し手順6

中括弧{}で囲まれた情報が、[接触チェックの記録]画面で表示されていた1つ1つの記録になります。
“MatchCount”が「一致したキーの数」です。
スクロールしながら、0ではない記録を探すことで接触の有無を一気に確認することが可能です。

濃厚接触した日を確認する方法

一致したキーの数が1以上の記録があった場合は、濃厚接触者ということになります。
ですが勘違いしてはいけないのが、タイムスタンプの日付=接触した日付 ではないということです。

COCOAでは、感染者との接触日はわからない仕様となっています。
感染者のプライバシーを守るためだと思います。

とはいえ、接触日が全くわからないと、どこで感染したのかの予想もできなくて不安ですよね。

そんな方はこちらのサイトを使いましょう。
非公式ですが、HASHキーから大まかな日時を割り出してくれます。
https://cacaotest.sakura.ne.jp
※非公式のため、使用は自己責任でお願いします。

[接触チェックの記録]画面では、HASHはコピーできないので手で入力しましょう。

チェックの詳細

もしくは「接触チェック情報をエクスポートして一括チェックする方法」でファイルに出力すれば、コピーが可能になります。

濃厚接触した記録があった場合は、PCR検査を受診しましょう

もしも濃厚接触した記録があった場合は、すぐにPCR検査の予約をしましょう。
症状が出ていないからと言って感染していないとは限りません。

気にせずに過ごしていると、知らず知らずのうちに周囲の人に移してしまう恐れがあります。
ご自身と周囲の人を守るためにも、なるべく早く受診することをお勧めします。

PCR検査は保健所よりも民間の病院がオススメ

PCR検査を受診するときには、保健所ではなく民間の病院のほうが良いと思います。
その理由は次の2点です。

  1. 保健所は中々電話が繋がらず、迅速な検査が受けられない
  2. 結果がWebで確認できる病院もあり、会社の上司へ報告する時の証拠として使える

都内にお勤めの方へは「クリニックフォア」での受信をお勧めします。

僕自身こちらで受診をしました。
Webから当日予約ができますし、COCOAのアプリのバグについての理解もあるためスムーズに受診できます。
また、COCOAからの通知が来たという理由での受診であれば、PCR検査は公費で受診が可能です。
参照ページ

ただし、1点だけ注意していただきたいことがあります。
PCR検査自体は公費で受診可能ですが、お医者様との問診料は発生するということです。
確か4500円程度だったと思います。

完全に無料というわけではないので、そこは理解したうえで受診してください。

受診後2日以内に検査結果がWebで確認できるようになります。
僕の場合は、受診した次の日の15時くらいには結果が出ました。
(幸運なことに、今回は陰性でした。よかった…)

以上、COCOAでの接触通知が来た場合にするべきことを解説しました。
あくまでも僕の体験談ですので、本当にベストなのかはわかりませんが、困っている方はぜひ参考にしてください。

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