あなたの自宅には、使っていないPCが眠っていませんか?
捨てなきゃとは思いながらも、面倒で放置しちゃってませんか?
そういう方結構いらっしゃると思います。
僕自身2台のノートパソコンをクローゼットの奥に眠らせていました。
先日、重い腰を上げてようやくPCを破棄しました。
その時の経験を基に、オススメのPC廃棄方法をズバッと教えたいと思います!
同じような悩みを抱えている人へのお力になれば幸いです。
【ターゲット】
- 不要なパソコンが家にある人
- 新しくパソコンを買い換えようと思っている人
- リネットジャパンを利用する流れや使った感想を知りたい人
【目的】
- 僕のように家に昔のPCを眠らせている人に伝えたい
- 自分への備忘録
パソコンを捨てるときの注意点
パソコンの捨て方をお伝えする前に、まず簡単に注意点を確認したいと思います。
細かいことはいいから、廃棄方法だけ教えて!
という方は、目次から飛んじゃってください。
必要データはバックアップを取る
捨てるPCの中に、必要なデータは残っていませんか?
最近使ってないPCに入っているデータだし必要なものはないでしょ~たぶん
と思っている人も念のため確認しましょう。
確認してみると、使用頻度は高くなくても念のため取っておいたほうがいいデータがあることもあります。
例えば、旅行に行ったときの思い出の写真や、年賀状を送るための友人の住所データなんかは、結婚式を挙げるときに
あの時データを取っておけばよかった・・・
となる可能性がありますので、要チェックです!
PCの電源が入るのであれば、捨てる前には必ず最終確認をするようにしましょう。
データを消去する
PCを処分するときに忘れてはならないのが、内蔵されているハードディスクのデータを消去することです。
PCに個人情報がわかるようなものなんて保存した記憶ないから大丈夫でしょ!
と油断してはいけません。
なぜなら意識していなくても、あなたの大切な情報が保存されている可能性があるからです。
例えば、Amazonや楽天などのECサイトを使用している人は要注意です。
会員情報やクレジットカード情報を、ブラウザが保存している可能性があります。
そのまま廃棄に出して、万が一悪意のある人の手に渡ってしまったら、情報が抜き取られてしまう恐れがあります。
ですので、PCを廃棄する際には面倒くさがらずに、必ずデータの消去を行いましょう。
一般人が出来るデータの削除方法には、次の2種類があります。
ソフトウェアで削除
※PCの電源が付くのであれば、こちらの方法がオススメです。
PC内のデータはファイルを選択して「削除」を選択するだけでは、復元される恐れがあります。
そのため、専用のデータ削除ソフトウェアでデータを削除する必要があります。
ソフトを使う良い点としては、PCを分解する必要がありません。
欠点としては、そもそも電源が付かないPCではできません。
データ削除ソフトも沢山種類がありますが、今回は後述する方法で廃棄すれば削除ソフトも提供されるので心配無用です。
物理削除
※PCの電源が付かない場合は、こちらの方法がオススメです。
電源が付かない場合は、PCを分解してハードディスクをぶっ壊す必要があります。
物理的に壊す良い点としては、PCの電源が付かない場合にもデータ漏洩を防止できます。
欠点としては、壊したつもりでも中身の記録部分は無事の場合があります。
また、削除時に有害物質が飛び散り、呼吸を通じて体内に入ってしまう恐れがあります。
そのため、PCに詳しくない一般の方は1つ目のソフトウェアで削除をおすすめします。
PCを捨てる時は、リネットジャパンに依頼するのがオススメ
回収業者は沢山ありますが、環境省に認定されているリネットジャパンがおすすめです。
環境省に認定されているからって安心できない
と考える人もいるかもしれませんが、認定されていない無名な業者に頼むよりは確実に信頼できます。
リネットジャパンを利用するメリットとしては、次の4つがあります。
- 環境省認定で、自治体と連携しているので信頼できる
- 壊れて動かないPCでも、データ消去も含めて廃棄を請け負ってくれる
- 自分でデータを削除すれば、ダンボール1箱に収まるサイズであれば何台でも無料で回収してくれる
- 回収しにきてくれるので、自分で回収所へ持って行く必要がない
より詳しいことを知りたい方は、リネットジャパンの公式サイトをご参考ください。
ここからは、実際に僕がリネットジャパンでPCを廃棄した流れと感想をご紹介したいと思います。
実際にリネットジャパンを使ってみた結果
画像メインで簡単に紹介していきます。
申し込みから回収までの流れ
まずリネットジャパンのサイトにアクセスします。
【国が唯一認定】不用なPC/小型家電宅配便回収のリネットジャパン。下にスクロールしていくと、「カンタンお申込み」ボタンがあるので選択。
回収品と数量を選択します。
データの消去をおまかせするか自分で消去するか選択します。
今回、僕は自分で消去を選択しましたので、データ消去まで含めた流れをご紹介していきます。
PC以外の回収品有無を選択します。
回収箱数を選択します。PCの場合、1箱は無料なので僕は3台を1つの段ボールに詰めました。
段ボールのサイズの規定がありますので、それを超えないように注意しましょう。
回収希望日を選択します。僕の場合は、申し込みの次の日から選択できました。
選択できる日は混み具合によって変わるかもしれません。
回収先情報を入力します。自宅に回収に来てもらうならば、自宅住所を入力します。
確認画面で申し込み内容を最終確認します。
申し込みが正常に完了すると、完了画面になります。
申し込み時に登録したアドレスに申し込み完了メールが届きます。
データの消去をお任せにした場合は、この後のデータ消去作業は不要です。
データ削除の部分は読み飛ばし、梱包部分へお進みください。
自分でデータを消去する人は、この後の手順も必要となります。
メールの中に、パスワード設定URLが記載されているので、そちらをクリックしてパスワードを設定します。
パスワードの設定完了画面が開きます。マイページへログインを選択します。
登録したアドレスと、先ほど設定したパスワードを入力してログインします。
マイページが開きます。申し込み履歴が表示されるので、今回申し込んだ申込IDをクリックします。
お申し込み履歴詳細画面が開くので、画面を少しスクロールして「パソコン用データ消去ソフトのダウンロード(無料)」を表示します。
「ダウンロード」ボタンを選択します。
※この画面で表示されるパスワードが後で必要になりますので、画面は開いたままにしておきましょう。
ファイルのダウンロードが開始されます。完了したらダウンロードされたフォルダを開きます。
※ここからは、実際に消去したPCの画面を写真に撮っているので、少し画像が見づらいですがご容赦ください。
ファイルを右クリックし「すべて展開」を実施します。
展開が完了したら、展開されたフォルダ内の「HDD_Erase.exe」をダブルクリックします。
警告メッセージが出てきますので、「はい」を選択します。
削除ソフトが起動されます。「実行」を選択します。
「消去を実行します。」にチェックを入れ、お申し込み履歴詳細画面で表示されていたパスワードを入力して、「実行」を選択します。
※実行を押すと、すぐに処理が始まってしまいキャンセルはできませんのでご注意ください。
PCが一度再起動され、データ消去が始まります。
消去中はこのような画面になります。完了するまで、そのまま放置しましょう。
消去が完了するとこのような画面になります。
画面右上に開始時と終了時の時間が表示されていますが、僕の場合は1時間半くらいかかりました。
消去が完了したら、電源ボタンを押して強制終了します。
これでデータの消去は完了です。
次は梱包を行います。
PCの入るサイズの段ボールを用意して、PCとその備品を入れます。
※既定の段ボールサイズを超えていないか必ず確認しましょう。
僕の場合は、段ボールのサイズが大きすぎたので、運んでいる最中にPCが中で暴れないようにテープで固定しました。
あとは段ボールに封をして、回収が来るのを待ちます。
指定した日時になると、佐川急便が回収に来るので段ボールを渡したら作業終了です。
荷物が向こうに届いたら、回収品到着のお知らせメールが来ます。
その後、リサイクル処理が完了したら次のような完了メールが届きます。
以上が実際に廃棄する流れです。
料金、速さ、サービスの質
料金
ややこしい条件等もなく、無料だったので何の文句もないです。
速さ
日時指定が次の日から指定できたことと、日時変更も簡単にできたので大満足です。
回収から処理完了までは、僕の場合は約3週間かかりました。
一か月以内には完了するくらいの目安で考えておくといいと思います。
サービスの質
申し込み画面もわかりやすく、随時状況連絡メールが来るので安心できます。
総評
利用した感想は、大満足でした。
こんなに簡単にPCを捨てられるのなら、もっとはやくしておけばよかったと感じました。
無料かつ環境省認定で安心できるってのがよかったです。
自分で回収所に持っていく必要はなく、回収しに来てくれるという点もお薦めポイントです。
使っていないPCの廃棄に悩まれている方は、ぜひ利用してみてください。
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